今回は作業指示書制作に関する負担の軽減策のお話です。
加工指示書を作る際の入力作業の負担軽減のため単語をコピー貼り付けするための単語リストを製作しました。
製品によって複数種類のねじ加工や部品の取り付け、特定の注記や加工指示など多くの事柄を入力する必要があります。それによって読み間違い、入力間違いが発生しやすかったのでこれを抑える事が目的です。
実際にテンプレートを作り運用してみるとイレギュラーや特殊な事例があり、すべての製品に対応する事は出来ませんでした。ですが全体の6~7割の記述は単語リストに集約した内容でカバーすることが出来るようになりました。
結果として考えて入力する工程が１つ減ったので作業と思考の負荷が軽減されました。
また、記載事項を単語リストに集約した事で必要事項の取捨選択がしやすくなり、加工指示書を作る時の道筋が立てやすくなりました。
2025/10/14 WATA
写真は作成した単語リストを用いて加工指示書を構成する際のイメージ図です。
そのままコピー貼り付けをしたり、コピーした内容の数字を書き換えたり、コピー貼り付けをして数字を追記したりとそれぞれの条件に合わせて運用しています。