テンプレートを自作して簡素化を図る


今回は日常業務の手間を省くための工夫の話です。

新しい製品を作る際に加工用の資料と必要な工程一覧を登録する必要があります。
資料はともかく工程に関しては毎回同じような内容を繰り返し繰り返し入力する必要があり何とか簡素化したいと考えていました。
当初はシステムそのものに機能を付与するなどの改編も検討したのですがそれは上手く行きませんでした。

 

してある日のこと。
他の製品から工程一覧だけをコピーする機能を見つけました。
そう、機能改変が出来ないならばテンプレートを自分で作ればいいのです。
作業用途に合わせた絶対に製品と被らない部品名をあてがったテンプレートを複数作り運用してみました。

 

今までは一覧表から探して選んで設定してと言う複雑な作業を挟んでいたのが概ね一括入力になる事で気持ちがとても楽になりました。
また、自分で設定していくと工程の入れ忘れを時々やらかしていたのですが出来上がったものを使えるのでその心配も無くなりました。
既存の機能と発想と工夫で解決できることも多々あると改めて感じました。

写真はテンプレートの内容のイメージ図です。
工程の中でも毎回固定された工程があるならパッケージ化してコピーすればその分だけ手間を省けます。


2024.11.15 WATA

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