インクと東と道具作り ~part1~


どうも!


4月に入り毎日ヤクルトを1日1本飲んで、お腹の調子がチョベリグ(死語)な東です!


今日のブログは印刷インクと道具についてのお話をしたいと思います。


とある製品で、ヘアライン処理されたアルミ材への印刷をしたのですが…


なんと印刷した文字が、ヘアラインの目に染み込んで文字が滲んでしまいました!


んにゃ~こいつぁいけないっ(ディラン・マッケイ)


とてもお客様に出せるような状態でなかったので慌てて修正…。


インクの粘度を文字が滲まない固さまで調整することで事なきを得ました。


これまでインクの粘度の良し悪しは攪拌する際に手の感覚だけで判断しており、
印刷のしやすい、やわ目の粘度でよいと思い込んでいました。


そこで!


今回の事例のように製品の表面処理によっては綺麗に印刷できないことが分かったので、インクの粘度を量るための道具を作ることにしました。


それがこちら、ドン!!


粘度ちゃん(仮)1号です!

穴あきのカップでインクをすくい出し、カップが空になるまでの秒数でインク粘度を計測するのです!


それをもとにある程度の社内基準的なインク粘度を設定しようという魂胆でございます!


それではいざ、計測! ところが…


印刷インクの粘度がもともとかなり粘っこいものである為、なかなか滴りきらないという事態になり、どの程度落ちたら計測終了していいのかタイミングがつかめない!


と収拾が付かなくなってしまいました…。


他にも丸棒の先端を削ってもらった“粘度ちゃん(仮)2号“など、次々にアイデア出し、製作をしてもらったりしたのですが、やはりなかなか上手くいきません…。


粘度ちゃん(仮)2号!

粘度ちゃん(仮)2号を削る塗装課リーダー”とーる”
この間、東はリーダーの勇姿をぼぇ~っと見ているだけでした。

インク粘度の計測テスト中
なかなかインクが落ちないので始めと終わりの見極めが難しいです…。

このままだと東は『完全感覚ハンド攪拌マン』になってしまいそうです。(作業上は特段問題ありませんが)


しかし、粘度の基準を設けて標準化できれば、作業に慣れていない人や今後新たに加わるかもしれない作業者への教育、多能工化の一助にもなると思います。


なので!


もっと改良案を練りに練り上げて良いアイテムを作りたいと思います。


つづく?



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