エイワです。
一見なんの変哲もないように見えるこの板金部品、
見る人によっては「おやっ!?」となるシロモノなんです。
注目して頂きたいのは「コーナー部」です。
通常の板金加工では側板を溶接でくっつけるので一面がアール状だと
他のコーナーはどうしてもスパッと切り落とした様な形状になってしまうんです。(カマボコみたいな感じ)
しかし、コイツの場合なんとも優しそうな形状をしているではありませんか
一体どうやって作ったのでしょうか?(実は裏側を見ればモロバレですけど)
ともかく、今までプレス加工以外ではあきらめていた「3方向R」が作れるようになりました。
アールのサイズが縦横で違っても面同士が直角でなくても製作可能です。
材質だって相談に乗ります。(ちなみに写真は1.0㎜厚のアルミ製)
工業デザイナーの皆様、次回の作品に取入れてみてはいかがですか?
ではまた。