お久しぶりです!
製造1課、スタッド溶接工程を担当している井山です。
スタッド工程を担当して数ヶ月、様々な気付き・発見がありますが、
その内の一つの「エアーの吹き方による違い」をご紹介します。
スタッドを打つ際に、火花とスパッタを飛ばすために「エアー」を吹くのですが、
「エアーの吹き方」によって、製品の見栄えや完成度が大きく変わってくるんです。
この写真の端材に、2つのスタッドが打ってありますが、違いが分かりますか?
正解は、「焦げ跡の付き方」です。
下側はスタッドを打つ瞬間、手首を使いスタッド全体に満遍なくエアーを吹いたもの。
それに対し、上側は手首を使わず一方向からエアーを吹いたものです。
焦げ跡が下側に対して丸くないですよね。
横側から見るとこんな感じです。違いが一目瞭然ですよね。
スタッドのつき方が全く違います。
一方向からエアーを吹いた方に関しては、見栄え・スタッドの付き方も悪いです。
これではクレームになりかねません。
「たかがエアー、されどエアー」です。
ふとした気づきですが、品質に関わる大きな発見になりました。
これからも小さな気づき・発見を大切に、品質の向上に努めようと思います。